「この会社では、1人目として何を任せてもらえるんですか」——採用の場で、よくいただく質問です。デプロイメント・ストラテジスト(DS)は、まだ社内に1人もいません。だからこそこの記事では、「1人目に何を託したいのか」を、できるだけ具体的にお伝えします。
型がないことは、不利ではなく希少である
多くの会社では、職種の役割・進め方・評価軸がすでに決まっています。効率的である一方で、「自分がゼロから設計する」余地はほとんど残されていません。AZOO(WASIMIL)のDSには、まだ型がありません。1人目には、その型そのものをつくる仕事を託したいと考えています。
これは「何も決まっていないから大変」という話ではありません。事業の方向(データ×AIで観光立国をする)と、プロダクト(ホテル運営を支えるWASIMIL、業務を自動化するKanko AI)という軸は、すでにあります。その軸の上で「現場にどう届け、どう成果に変えるか」の設計を任せられる、ということです。
1人目に託したい3つの裁量
1. どの現場から入るか、の戦略設計
最初にどんな規模・業態のホテルから入り、どんな成功事例を最初につくるか。この選択は、その後の展開を大きく左右します。1人目には、初期の導入先の選定や進め方に、戦略の段階から関わってもらいます。
2. AX化(AIトランスフォーメーション)の「型」づくり
1施設の導入を、そのまま次に再現できる手順・チェックリスト・オンボーディング設計へ落とし込む。属人的な導入を「仕組み」に変える、最初の設計者になります。ここでつくった型が、2人目以降のDS、そしてCS・営業へと横展開されていきます。
3. プロダクト(Kanko AI)へのフィードバック
現場で見つけた課題は、そのままWASIMIL・Kanko AIの改善に反映されます。DSは現場とプロダクトの翻訳者であり、その声はロードマップに直接届く。立ち上げ期だからこそ、一人の影響範囲が大きい環境です。
「1人目」が引き受けるもの
正直にお伝えすると、1人目には不確実性もあります。決まっていないことを決め、周囲を巻き込みながら前へ進める力が要ります。逆に言えば、「決まったことをこなす」より「決める側に立ちたい」人にとっては、これ以上ない環境です。提言で終わらせず、自分の手で型をつくる。その手応えを取りにいける場所だと考えています。
まず、はなしましょう
立ち上げ期の裁量は、言葉より、いまの状況を直接聞いていただくのが早いかもしれません。登録不要・履歴書不要で、気軽にお話しできます。



